オーストラリア連邦政府のジュリー・ビショップ外相は11月22日、次の駐日オーストラリア大使として、元西オーストラリア州首相のリチャード・コート氏を任命したことを明らかにした。
コート氏は西オーストラリア大学出身で、1993年から2001年までは州首相兼財務相を務めた。
ネッドランズ選挙区から19年間にわたる政治活動から退いた後は資源、金融、社会福祉など様々な分野で要職を担い、2015年からは豪日交流基金理事にも任命。
また2003年にオーストラリア勲章、2008年には旭日重光章を授与している。
2017年初頭には現ブルース・ミラー大使からその任を受け継ぐ。
日本における歴代ロングラン1位の「祈り〜サムシンググレートとの対話」を製作した白鳥哲監督の最新作、「蘇生 - 人類はどこまで地球を汚染し続けるのか」が 、来る10月15日、パース市内のState Library Theatreにて上映される。
この作品は、比嘉照夫琉球大学名誉教授による有用微生物発見のストーリーと、さまざまな分野の科学者たちのインタビューを中心に構成されているドキュイメンタリー映画。
福島の放射線汚染や世界各地で指摘されている環境問題にもハイライトをおき、微生物の蘇生能力による地球規模で抱える汚染問題の解決策を探る。
<上映概要>
日時
10月15日(土) 11:00 / 13:30 / 16:00の3回
会場
State Library Theatre : 25 Francis St, Perth
料金
前売券 :$15
予約サイト:ecomidori.net/event
当日券 :$18
当日券は現金支払いのみ。お釣りのないようにとのこと
収益金はU-net 福島に寄付される。
公式サイト
http://officetetsushiratori.com/sosei/index.php
問い合わせ
Email: mail@ecomidori.net
10月11日(火)にメルボルンのドックランドスタジアムで開催されるFIFAワールドカップ2018・アジア最終予選グループBの日本対オーストラリア戦。試合当日には、オーストラリア国内外からの多くの日本サポーターが日本の応援のために集結することが期待される。
8月30日のホームゲームでUAEに1-2のまさかの敗戦を喫した日本にとって、最大のライバルであるオーストラリアとの対戦はその重要性が一段と増した。初戦のつまずきから立ち直りを図った日本は、オーストラリアがUAEに1-0で勝利した夜に、2-0でタイに勝ち大事な10月シリーズに備える。
かなりの激戦を呈するグループBは、日豪に加えてイラク、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、タイの6か国がしのぎを削る。うち上位2チームが本選出場を自動的に決め、3位のチームはプレーオフに回る。
草賀純男・駐オーストラリア特命全権大使は「ロシアで行われる2018年のワールドカップの出場権を得るためには、このアウェーでの日豪戦が最大の関門。当地の日系社会と一緒になって、私もメルボルンの地で我が代表チームを応援したい」と試合を心待ちにする。
ACミランでプレーする日本代表の本田圭佑選手は、「タイ戦は、何よりもまず、勝つことが大事だった。内容的にもUAEに勝てなかった初戦に比べて格段に良くなっている。(10月シリーズの)次の試合までは少し時間があるので、きちんと準備をしたい」と、タイ戦勝利後、前向きに語った。
また今年は、両国が最初に相まみえた1956年11月25日のメルボルン・オリンピックでの初顔合わせ(オーストラリアが2-0で勝利)から60年目にあたる。最終予選の行く末を左右する重要な試合で、日豪ライバル関係の長い歴史に新たな一章が書き加えられることになる。
56年の初対戦以来、過去23回われた日豪の対戦成績は日本の8勝7敗8分とほぼ五分。総得点数はもオーストラリアの30点に対して日本が32得点と若干上回っている。
FIFA2018ワールドカップ 最終予選
日本代表サムライブルー 対 オーストラリア代表サッカルーズ
試合開催日:2016年10月11日火曜日
試合会場:ドックランズ・スタジアム、メルボルン
日本サポーターエリアチケット価格
(チケット販売会社手数料を除く)
大人- $55
コンセッション- $30 (フルタイム学生証、年金受給者はシニア・カードなどの身分証明証の掲示が必要)
子供 (4-16歳) - $30
ファミリー(4名まで) - $110
乳幼児(0-4歳) 無料 (席を占有せず、保護者の膝上での観戦)
日本サポーター・エリアのチケット購入方法:
1. オンライン購入: http://bit.ly/2cwLuiX
2. チケット販売サイトで購入(「日本サポータエリア」希望を明記)
- メルボルン: http://www.ticketmaster.com.au/h/tcentres/mel1.html
- シドニー: http://www.ticketmaster.com.au/h/tcentres/syd.html
- クィーンズランド州: http://www.ticketmaster.com.au/h/tcentres/qld.html
- 南オーストラリア州: http://www.ticketmaster.com.au/h/tcentres/sa.html
- 西オーストラリア州: http://www.ticketmaster.com.au/h/tcentres/wa.html
今年で第57回目を迎える海外日系人大会が10月24日から3日間にわたり東京で開催される。
同大会は、海外在住の日系人が一堂に会し、在住国の実状を日本に知らせ、国際間の交流、理解、親善を深め、世界の対日理解の促進と強化を図ることを目的として、公益財団法人の海外日系人協会が毎年開催しているもの。
今回は「21世紀の日系人像」をテーマに国際シンポジウム、特別講演、築地新市場へのオフィシャルツアーに加え、皇族を迎えての交流会、外務省主催歓迎レセプション、国際日系歌謡大会などのプログラムが予定されている。
大会への参加資格は日本から海外に本拠地を移し、永住の目的を持って生活している日本人ならびにその子孫で、国籍や居住地は問わない。大会に関する詳細は以下で。
www.jadesas.or.jp/taikai
オーストラリア政府観光局は8月8日、オーストラリア政府統計局による集計結果から、2016年6月のオーストラリアへの日本人渡航者数が2万200人となり、前年比21.7%増となったことを発表した。
今年上半期6ヵ月でも前年比27.9%増、さらに昨年9月以降、10ヵ月間連続でプラス成長。7月以降も夏休みの旅行先として日本人来豪者数は堅調に推移するとみており、今後の伸びにも期待しているという。
オーストラリアは19の世界遺産やコアラやカンガルーをはじめとする固有動物とのふれあい、質の高い食とワイン体験、美しい海でのアクティビティなど、日本の幅広い層にその魅力が再認識されはじめている。
また、このところの不安定な国際状況の中、時差が少なく安全な旅行先であるというイメージ、昨年8月以降、相次いで就航した直行便が取り込み、渡豪者数の増加につながったと同局はみている。