2011年6月に30周年を迎える兵庫県と西オーストラリア州。その記念事業の一環として進められている播州織プログラムへの奨学生6人が選ばれ、12月2日、兵庫県文化交流センターにおいてジョン・デイ州政府文化芸術大臣による授与式が行われた。
このプログラムは、西オーストラリア州でファッションやデザインを専攻する学生を対象に、播州織を用いたデザインを募ったもので、その中から6人が選ばれた。6人は3月に兵庫県に招待され、西脇市で開催されるファッション・フェスティバルでその作品が披露されるほか、応募デザインをもとに実際に織られたオリジナルの播州織も贈呈される。
播州織は兵庫県西脇市とその周辺を産地とし、綿を主体とする先染め織物。その起源は約220年前の江戸時代、京都・西陣から織物の技術を導入して始められたといわれている。さまざまな衣服に適するため、エルメス、ルイ・ヴィトンやジョルジオ・アルマーニなど高級ブランドで使われている。
デイ大臣は「このプログラムは、西オーストラリア州政府と兵庫県がその絆をより深めることに尽力している証しでもある。日本のファッション業界との連携がさらに強まることが期待される」と語った。
連邦政府は12月10日、全国922病院の実績データを掲載したサイト「マイホスピタル」をスタートさせた。病院の実績情報が国民に一般公開されるのはこれが初めて。
このサイトでは、769の公立病院、153の私立病院の情報が掲載されており、病院名や所在地で病院を検索することができ、利用できるサービスやベッド数、入院・外来患者数などが表示される。
公立病院は、過去2年間の治療や手術の平均待ち時間(日数)が全国平均と比較表示されている。入院・外来情報は2011年早々に更新される予定。www.myhospitals.gov.au
日本航空とカンタス航空は12月20日、カンタス航空が週3便で運航する成田—パース線でのコードシェア(共同運航)を開始した。両社は現在、カンタス航空が運航する便で、シンガポールとブリスベン、メルボルン、アデレード、パースを結ぶ4路線でコードシェアを行っている。
成田—パース線の便名、発着時間は以下の通り。
QF080便/JL7087便
成田 午後8時35分発/パース(翌日)午前6時00分着(月、水、土)
QF079便/JL7086便
パース 午後9時50分発/成田 午前8時40分着(火、金、日)
南極観測船(砕氷艦)「しらせ」(中藤琢雄[なかとう・たくお]艦長)が11月25日午前9時、フリーマントル港に入港した。空路オーストラリア入りした第52次南極観測隊(山内恭[やまのうち・たかし)]隊長)と物資を載せ、30日には南極へ向け出港する。
第52次観測隊は越冬隊30人、夏隊33人の総勢63人で構成され、南極から衛星回線で授業をする教員、大型大気レーダー建設の技術者など同行者も28人いる。昭和基地には12月中旬に到着予定という。
同隊は、長期的に継続中の基本観測に加え、昭和基地に新たに設置する大型大気レーダーなどを用い、南極域での地球温暖化の進行予測が主な任務となっている。
南大洋では「しらせ」による氷海内の往復および専用観測船「海鷹(うみたか)丸」による船上観測、内陸ではドームふじ基地への調査旅行も実施するという。
なお「海鷹丸」は一部の隊員と同行者を乗せ、12月20日にフリーマントルから南極を目指す。

去る11月7日、恒例の日本人学校文化祭が開催された。今年も天候に恵まれたこの日、「和!WA!輪!みんな笑顔の文化祭」のスローガンの下、小・中学部、補習授業校の児童・生徒たちが舞台発表や作品展示、日本文化紹介など、日ごろの学習成果をさまざまな形で披露してくれた。
全校生および職員による合唱で始まった舞台発表では、各学年がデジタル紙芝居や音読劇、落語劇、地球温暖化をテーマにした学習発表などを行い、それにコーラスグループの「ミルキーウェイ」と「クワイアさくら」の合唱が花を添えた。
続いて児童・生徒が和太鼓と神輿、力強い「よさこいソーラン」を披露。縁日タイムには餅つきやお菓子まきが行われたほか、福笑いや竹馬などの日本文化を体験するコーナーも設けられた。また食べ物やバザーなどの模擬店が40も立ち並び、会場は大勢の来場者で賑わった。
年々人気となる縁日タイムだが、その時間だけの来場者も増えているようだ。せっかく足を運ぶのなら、この日のために全校が一丸となってつくり上げる発表もぜひ見届けてほしい。







