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ニュース : 西豪州と日本の交流史「An Enduring Friendship」刊行
投稿日時: 2009-08-20 (1193 ヒット)
100年以上にわたる西オーストラリア州と日本の交流の歴史をまとめた「An Enduring Friendship: Western Australia and Japan - Past, Present and Future(永遠なる友情:西豪州・日本交流史—過去、現在そして未来)」が、西オーストラリア大学 (UWA) ウェスタリーセンターから8月18日に刊行された。
同書は約40編の論文やエッセイ、写真などで構成されている。そのトピックは、ブルームの真珠産業への日本人のかかわり、第二次世界大戦下の抑留から強固な経済・友好関係を持つ現在にまで及ぶ。教育、文化、芸術などの交流の様子も織り交ぜ、幅広い視点から検証しながら交流の歴史を振り返り、その未来の礎となるべき内容となっている。
この編纂プロジェクトは、2006年の日豪交流年を機に始まったという。その当時在パース日本国総領事だった有吉宏之氏のアイディアに端を発し、カーティン工科大学名誉教授のディビッド・ブラック氏と西オーストラリア大学准教授の曽根幸子氏がプロジェクトを統括。多くの人のサポートを得ながら4年にわたる歳月を経て上梓に至った。
曽根氏は今回の発刊にあたり「ボーダーレスの時代にあって、気軽に移り住んでいる日本人にとっても、この地を“第二の故郷”として生活している日本人にとっても、合点が行く事実や逸話がいっぱいの歴史の本です。日本語を教えている約150校のオーストラリア人の先生には、現在の安定した日豪交流を再認識するいいテキストになることでしょう」とコメントを語った。

刊行を祝うブラック氏と曽根氏。8月18日に州議会議事堂内で行われた刊行レセプションにて。





