21世紀東アジア青少年大交流計画(Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths: JENESYS Programme)に参加した50人のオーストラリアの若者たちが、6月23日から7月4日の間、日本を訪れた。
このプログラムは、2007年1月に開催された第2回東アジア首脳会議(EAS)において、安倍晋三総理大臣(当時)より表明された青少年交流事業で、アジアの強固な連帯にしっかりとした土台を与えることを目的として、EAS参加国(ASEAN、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランド)を中心に、5年間にわたり、毎年6,000人程度の高校生・青少年を日本に招聘(しょうへい)するというもの。
2年目となる今年、オーストラリアからは弁護士や会計士、エネルギー資源分野などの専門職に就く若者たち50人が選ばれ、うちパースからは10人が参加した。
参加者は日本滞在中、外務省や日本貿易新興機構(ジェトロ)、オーストラリア大使館への訪問、講義や日本の若者たちとのディスカッション、さらに京都旅行や着物の着付け、茶道、生け花など日本文化に触れる機会を通じて、次世代を担う青少年間の相互理解を深めた。
パースの参加者、ネイサン・ハーバートさんは、新日本製鉄の君津製鉄所(千葉県)や名古屋のトヨタ工場、そして埼玉県越谷市にある国内最大級のエコ・ショッピングセンター、イオンレイクタウンを見学したことが印象に残ったと話す。また「両国が直面する高齢化問題や、世界的な金融危機が日本の企業にもたらした影響を垣間見ることができた。そして貿易や安全保障、人と人との交流の面における日本とオーストラリアの関係の重要性を学んだことは実に有意義だった」と、10日間にわたる日本滞在を振り返った。

パースからJENESYSプログラムに参加したメンバーたち 清水寺を見学





