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ニュース : 立ち枯れ病で西豪州象徴の植物 絶滅の恐れ 
投稿日時: 2009-06-29 (1509 ヒット)

  西オーストラリア州固有の植物の将来が危機的状況にあり、大きな環境問題になりつつあると科学者が指摘している。
  立ち枯れ病 (dieback)研究グループ「プロジェクト・ダイバック」が6月4日明らかにした4年間の研究結果によると、西豪州内で100万ヘクタールの土地が フィトフラ菌による立ち枯れ病に侵されているという。立ち枯れ病とは、水や土壌中の微生物により植物の根が侵されてしまうもの。
   同グループのジョアンナ・ヤング氏は、立ち枯れ病は生物多様性の存続にオオヒキガエルより大きな危険をもたらすと危惧(きぐ)している。危惧種には西豪州を象徴するバンクシアの24種も含まれている。
   ヤング氏は「フィッツジェラルド・リバー国立公園がフィトフラ菌による立ち枯れ病の蔓延(まんえん)から逃れ続けることができれば、南海岸に存在する植物 のうち数種は生き残ることになるだろう。病気に侵されていない地域の保護を今始めなければ、南西部の美しい野生のバンクシアは数世代後にこの世から消えて しまうと感じている」と語っている。
プロジェクト・ダイバックに関する詳細はwww.dieback.net.auで。

立ち枯れ病に侵されたバンクシア
Photo: Project Dieback

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