パース短期留学中の香川調理製菓専門学校の学生６人および同行した皆田健太郎専任講師による日本料理技術の紹介イベントが先頃、Polytechnic of Western Australia (Polytechnic West) で行われた。
  このイベントは同校の母体である香川栄養学園の創立80周年を記念し、Polytechnic Westのシェフであるジョン・メー氏ほか同校関係者の協力により行われたもの。７月30日は、鯛（たい）を使った和食の各種調理方法が同校学生らにレクチャーされ、８月１日には一般客約90人を迎えてファイブコースの和食ディナーが供された
  またそれら会場では、在パース日本国総領事館の協力を得て国税庁酒類国際技術情報分析官の松丸克己氏による日本酒の製造過程、種類、味わい方などの講義も行われ、参加者は貴重な機会を得ることができた。
  今回の開催に関し香川栄養学園は「日本政府が和食の世界遺産化プロジェクトを推進している中、このような企画により学園がそれに貢献できたことは喜ばしいことである」とコメントした。






<写真提供：Polytechnic West>