フリーマントル市長がレジ袋廃止に挑戦

投稿日時 2008-08-02 | カテゴリ: ニュース

 フリーマントル市長ピーター・タリアフェリ氏は7月16日、スーパーマーケットIGAのモスマンパーク店およびコテスロー店が11月3日からレジ袋の使用を廃止するのを受けて、他の業者もこれを見習うべきとコメントした。
フリーマントル市では4年前からレジ袋からエコバッグへの移行を奨励してきた。同市長は「州や連邦政府がこの問題に対し消極的だったのを見かね、私たち自ら消費者のレジ袋に対する意識を改めていこうとしてきた」と語る。
小売業組合の報告によると、オーストラリアのスーパーマーケットではレジ袋の使用量が2002年から比べると45%、30億枚の減少となっている。
その一方で、1日に1000万枚のレジ袋が使われ、1分間に7150枚のリサイクルできたはずのレジ袋が捨てられ、1時間に42万9,000枚が埋め立て用地に捨てられているという。
タリアフェリ市長はまた「やはり何らかの規制を設けるのが最も効果的だろう。例えばレジ袋を有料化したり、いっそのこと禁止してしまえばよいのだ。レジ袋 の使用をやめることで、今後起こり得る環境破壊を事前に食い止めるができる。レジ袋が無くなればそれを使う人もいなくなる。それだけのことだ」と語ってい る。


フリーマントル市のタリアフェリ市長自らレジ袋廃止をアピール






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