州政府「スーパー・ホスピタル」計画を発表

投稿日時 2008-08-02 | カテゴリ: ニュース

 西オーストラリア州政府は7月5日、長年懸案となっていたパースにおける医療施設の開発計画を発表した。
その名も「スーパー・ホスピタル」。現存する小児科専門のプリンセス・マーガレット病院と産科、婦人科専門のキング・エドワード記念病院の機能をネッドランズのサー・チャールズ・ゲアドナー病院横に移設し、総合医療の機能をさらに促進するというもの。
州最大となるこのスーパー・ホスピタルは病床数1,150で、サー・チャールズ・ゲアドナー病院再開発が終わる2013年以降、3年をかけて小児科病院 が、その後婦人科病院の建設が計画されている。プリンセス・マーガレットとキング・エドワード記念の両病院は機能移行後、取り壊し、販売される。
ジム・マクギンティ保健相は、小児科と婦人科の新病院を三次医療施設に隣接することで、深刻な症状の新生児への治療や女性向けの高度な診断サービスを提供できると語っている。
また同相は、現在問題視されているサー・チャールズ・ゲアドナー病院の駐車場不足の件についても、開発工事中さらには新病院運営開始時に課題となることは理解しており、対応するとした。









スーパー・ホスピタルのひとつ小児病院の完成予想図




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