和の心を伝えたパースの一大イベント

投稿日時 2008-11-30 | カテゴリ: ニュース

日本人学校文化祭 
笑顔と団結の子供たちに感謝

去る11月8日、パース郊外スカボロにあるパース日本人学校で恒例の文化祭が開催された。今年も天候に恵まれた初夏の陽気の中、「笑顔と団結 伝えよう和 の心」のテーマ通り、日本人学校の児童と生徒たちが、日ごろの学習の成果やこの日のために練習を重ねた舞台発表、趣向を凝らしたパフォーマンスの数々を披 露してくれた。
会場にあふれんばかりの観衆を集めた舞台発表では、「ウォルチングマチルダ」を表現した劇、新選組の沖田総司や木曜島をテーマに した発表や「歌舞伎体操」を披露。また、地元コーラスグループの「コールなでしこ」や「ミルキーウェイ」の合唱が花を添え、最後には全校児童・ 生徒、先 生全員による合唱でメッセージを伝えた。
その後のオープニングセレモニーでは、神輿(みこし)、和太鼓演奏、「ソーラン節」など日本一色の演出。日本語補習授業校の子供たちも浴衣姿で参加するなど文字通り文化の祭りとなった。
体験コーナーでは、和太鼓、踊り、コマ、福笑い、竹馬、剣道そして餅(もち)つきが、作品展示ではスカボロ小学校との共同制作による図工や書き写しなども来場者の目を引いた。
また、模擬店会場には、個人や店舗、企業団体などによる30近くのブースが立ち並び、日本の味が振る舞われたり、コアラやウォンバットの移動動物園が出現したりと文化祭を盛り上げた。
来年には日本人学校の移転計画もあり、このキャンパスでは最後の開催になるかもしれず、子供たちはそれにふさわしい祭りを演出してくれた。

















神輿を担ぎ校庭を練り歩いてのオープニング






















豪日協会は移動動物園で参加。来場者は本当にコアラ?と半信半疑




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