阪神・淡路大震災から20年 追悼と友好の夕べ

投稿日時 2015-02-01 | カテゴリ: ニュース

6434人が亡くなった阪神・淡路大震災の発生から20年目を迎えた1月17日の前日、16日にパース市街にある兵庫友好庭園で「追悼と友好の夕べ」が行われた。
  この式典は、西オーストラリア州豪日協会と兵庫文化交流センターの主催によるもので、日豪政府および姉妹友好都市の代表、兵庫県内校との姉妹学校・大学関係者のほか、兵庫県とゆかりのある人々約200人が参集した。
  豪日協会ジーン・スチュアート会長の開会・進行で行われた式典は、チェロ奏者・小松茂氏による「さくらさくら」の演奏に続き、犠牲者への黙祷(もくとう)がささげられた。続いて舩山光一在パース日本国総領事、キム・ヘイムズ州副首相が追悼の言葉を延べ、兵庫県知事からのメッセージが披露された。小松氏伴奏、クアイアさくらの合唱による復興のシンボル曲「しあわせ運べるように」の調べの中、参加者全員が献花を行い、祈りをささげた。
  また、兵庫文化交流センターのメリッサ・ルーキー副所長が、同センターと西オーストラリア州日本語教師会が中心となって進めた「折り紙コアラ」プロジェクトを紹介。このプロジェクトでは、7000以上の黄色い折り紙コアラで復興のシンボルでもある兵庫県のマスコット「はばタン」を2つ作り、1つを3束の千羽鶴ならぬ「千匹コアラ」とともに兵庫県へ贈った。この日、もう一つの「はばタン」が会場で披露された。





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