日本人学校に風力発電装置 スワンエナジーが寄贈

投稿日時 2013-06-02 | カテゴリ: ニュース

太陽光発電や風力発電システムを販売するスワンエナジー社(本社:パース)は先頃、パース日本人学校に風力発電装置とLED街路灯を設置し、その贈呈式が5月27日に行われた。
  スワンエナジー社は、西オーストラリア州政府のスクールプロジェクトの一環として、州内の約250校に太陽光・風力発電システムを納入してきたが、その締めとして日本人学校に今回の寄贈を申し出たという。
  今回贈られたのは日本企業ゼファー社製の小型風力発電システム「エアドルフィン」。風車の回転で発電された電力がバッテリーに蓄電され、夜間は風車の下に取り付けられたLED街路灯が点灯する仕組みとなっている。
  同社代表取締役のジェームス・リー氏は贈呈式で「この装置を教材として、エネルギーがどのように作られ、貯蔵され、使われるべきかを子供たちに学んでもらい、またエネルギーを節約することがその創造につながることも自覚してもらいたい」と述べた。
  また日本人学校の木村廣校長は次のように語った。「当校は東日本大震災と福島原発事故の教訓から、未来を託す子供たちにクリーンエネルギーの大切さを教育する使命がある。このたびのスワンエナジー社からの風力発電装置の寄贈に大変感謝し、環境教育、理科教育に大いに活用させていただく」







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