
パース日本人学校 涙と笑いの巣立ちと別れ
投稿日時 2010-04-05 | カテゴリ: ニュース
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去る3月18日、パース日本人学校で第31回卒業証書授与式、修了式そして教職員の離任式が行われた。
学校移転後初めての卒業式となった今回、巣立ちを迎えたのは内田義君、中村賢一君、東川直樹君の3人。在校生、教職員、来賓、PTAの皆さんが見守る中、担任の高瀬麗子先生に先導され緊張の面持ちで入場した。
山下繁樹校長からの卒業証書の授与と式辞に続き、佐藤虎男在パース日本国総領事をはじめとする来賓から温かい祝辞を受けた。各在校生からは、卒業生にまつわるエピソードや感謝の気持ちを託した祝いの言葉が贈られた。涙と笑いがちりばめられた思い出は、3人の心に一生刻まれるであろう。
また卒業生からは「自分たちの持てる力を十分に発揮し、翼を広げ力いっぱい羽ばたいていきます」という力強い門出の言葉が述べられた。内田君と中村君は日本の中学校へ、東川君は日本人学校の中学部へ進学する。
また当日は3年の赴任期間を終え日本へ帰任する中村信義教頭先生、須田誠先生の離任式も執り行われ、全校児童・生徒、教職員、PTAの皆さんと別れを惜しんだ。
運動会や文化祭など学校行事をはじめ、同校の30周年記念事業や学校移転にも率先して尽力した中村先生は「学校の節目に居合わせ、それにかかわれたことは一生の宝物」と話す。また「親御さんたちと子供たちの成長を語り合う機会をこれほど持てる学校はありません。その会話が日々頑張る力となりました」と3年間を振り返った。
また須田先生は、本来は中学校の理科の先生でありながら小学部を担任。体育の授業も受け持ったほか同校のホームページも制作するなど八面六臂の活躍を見せた。「質問攻めにあっても、ちゃんと答えてあげれば砂に撒いた水のように吸収し、成長していってくれます。その姿を見て逆にパワーをもらいました」と語る先生。パースで2人のお子さんが生まれるうれしい思い出も残した。
帰国後、中村先生は北海道千歳市立信濃小学校へ、須田先生は埼玉県新座市立新座中学校へ着任する。今後は日本の子供たちに、パースの素晴らしさを伝えてくれることだろう。

卒業生3人と離任した先生方。中村先生、内田義君、中村賢一君、東川直樹君、須田先生(左から)
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